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斑鳩を巡る
三塔いにしえの道
三塔とは、法隆寺五重塔、法輪寺三重塔、法起寺三重塔のいわゆる斑鳩三塔の呼称です。 斑鳩ならではの塔のある風景、今に息づくいにしえを歩くコース。 聖徳太子ゆかりの古寺やその歴史と深く関わってきた里人の集落、これらが点在する道をたどれば、文化の香りと野のたたずまいが一体となった、斑鳩を代表する風景につぎつぎと出会います。斑鳩の里と呼ばれる所以です。
徒歩4分約300m
徒歩8分約600m
徒歩9分約700m
徒歩1分約80m
徒歩7分約550m
徒歩8分約600m
しせき みい がようせき史跡三井瓦窯跡 〈三井・岡本周辺エリア〉
史跡三井瓦窯跡は、法起寺西側の尾根丘陵(瓦塚2号墳の後円部)西側斜面に所在します。
昭和6年に果樹園を開墾中に偶然に発見され、奈良県による第1次調査から「地下式有階有段登窯(第1号窯)」であることが明らかとなり、天井部のアーチの残存状態のよい約40度の勾配を持つ「登窯」内からは、丸瓦と平瓦が出土しました。
瓦窯の操業時期は、7世紀後半~8世紀初め頃と考えられており、窯跡の近くからは、法輪寺や法起寺で使われていたのと同じ八葉弁複弁蓮華文の軒丸瓦が採集されています。
なお、平成7年度には、災害復旧工事に伴い第2次調査が実施され、1号窯に先行する天井部の崩落した2号窯を検出しています。
三井瓦窯跡は、斑鳩における聖徳太子ゆかりの古代寺院の成立に関連する生産遺跡として重要といえるでしょう。
徒歩6分約450m
徒歩9分約700m
しせき ちゅうぐうじあと史跡 中宮寺跡 〈三井・岡本周辺エリア〉
現在の中宮寺は法隆寺東院の東側にありますが、元は450m東方に所在していました。現在の中宮寺と区別するため創建中宮寺を中宮寺跡と呼んでいます。
現在でも塔、金堂の基壇が土壇状の高まりとなり残っています。
これまでの発掘調査の結果から、塔、金堂が南北に並ぶ四天王寺式伽藍配置をしていたことが明らかとなっています。これは聖徳太子が建立した斑鳩寺(若草伽藍)と同じ建物配置をしています。
ただし、講堂や回廊は見つかっていないことから未完の寺であったようです。
中宮寺跡全域は、平成2年と平成13年に国史跡の指定を受けました。
現在は、史跡公園として整備され、特に秋のコスモスの時期には、多くの人が訪れる憩いの場となっています。
徒歩7分約550m
徒歩1分約80m